その他の取り組み Details 大学講義「パンの世界から見える未来と創る未来」 その他の取り組み | 2024.12.03 2024年11月、石川芳美が北九州市立大学にて特別講義を行いました。 テーマは「パンの世界から見える未来と創る未来」です。 普段から野菜中心の食生活を選択している石川ですが、この講義ではフランスにおけるベジタリアン市場を数字と共に説明したり、 一人がベジタリアンメニューを選択する事で起こる環境へのインパクトなどを紹介しました。 また、日仏30店舗のブーランジェリーパティスリーを経営する石川が、 パン屋からみたベジタリアン市場へのアプローチ方法や今行っている活動なども説明しました。 これからの地球の未来を担う学生たちへ向けて 石川の力強い言葉が届けられました。 質疑応答では、様々な質問をいただき、 未来のために何を選択し、何ができるのかを一緒に考える時間となりました。 先日、フランスのパリ大学でも石川芳美と夫のロドルフ・ランドメンヌが取り組んでいる環境について話す機会がありました。 二人が長年取り組んでいる環境問題へのアプローチを紹介する事で、 学生たちの考え方やこれからの行動に影響を与えられたらと願って、 これからも、こういった講義活動を行っていきます。 講義などのご依頼はこちらからご連絡...
その他の取り組み Details 【TRITICUM トリティクム】古代小麦を使ったアトリエ その他の取り組み | 2023.04.22 ノルマンディー地方ルーアンにTRITICUM(トリティクム)という団体が、この地方の生物多様性と、食物の継承を維持していくための活動をしています。団体は古代の穀物や地元の穀物の種を保存、そして栽培をしています。また穀物栽培やアグロエコロジー(生態系に合った農業)の知識やノウハウを再発見するためのアトリエなどを開催しています。 そのTRITICUM(トリティクム)が、3月上旬、ルーアンにて古代小麦を使ったアトリエを開催し、石川芳美が参加しました。 石川は団体の会員でもあります。 この日は、11種類の古代小麦を使い、パン作りをしました。 11人の参加者の中、石川の他に熟練した技能と経験・知識がある職人は2人。 石川はアマチュアの参加者に時折アドバイスをしながらも、それぞれの小麦に向いた製法を見つけていきます。 パン、パン作りに精通する石川ですが、初めて触る小麦もありました。 それぞれの小麦は違い、特徴があり、とても興味深いものだったようです。 屋外に用意された窯で、成形した生地の焼成に入ります。 11種類の焼きたてのパンの香りに包まれる中、地元の古代小...