世界各国から生徒が集まるパリの料理と製菓の専門学校コルドンブルーにて、石川芳美が動物性材料を使用しない「プラントベース」のパンの講習会を行いました。

作ったのはカカオの風味が香ばしいムーンブレッド(写真左)と日本ではおなじみのメロンパン(写真右)です。

受講したのは、プラントベースのコースを選択している健康食や環境問題に興味のある生徒達で、すでに石川がオーナーの100%プラントベースのブーランジェリー・パティスリー「Land&Monkeys」を知っている生徒もいました。

今回作ったムーンブレッドは「Land&Monkeys」で実際に販売している商品で、石川がレシピ開発をしました。日本産米粉を使用した、しっとりもちもちのカカオパンです。

メロンパンはフランスでは売っていないので、皆初めてみるパンでしたが、サクサクのクッキー生地とフワフワのブリオッシュが美味しいとすっかり人気になり、2個食べる生徒も。

バターも卵も使わずに、フワフワのブリオッシュを作れる秘密は、バターは植物性マーガリンを使用し、卵は代替え卵の「YUMGO」を使用しています。

プラントベースの講習会は、まず動物性の食材をいかに植物性に代替えするかと、それらの使い方が大きなキーポイントになります。

これからの料理界を築き上げていく若い生徒達に、しっかりと石川の培ってきたノウハウを伝える機会となりました。

メロンパンは、「Land&Monkeys」で間もなく商品として発売予定です。